【最新】インドネシアのドローン規制~バリ島ならではの決まり事も?
バリ島でドローンを飛ばすにあたって気になる事。。。
簡単に色んな情報を集めまとめてあります。
私はインドネシアバリ島に住んでいます。
時々バリ島のドローン規制ってどうなの?って問い合わせがあるんですよね?
そこで、ドローンを飛ばして数年経ちますが、今の現状をお伝えしていこうかな?と思いました。
私が住むバリ島では、その土地独特のドローン規制などもあったりします。
例えば祭事の空撮など、このお祭りは良いけどこっちはダメ!なんてパターンも!!
Selamat pagi semuanya🙏
📒ブログ更新しました!
今回は、バリ島でドローンを飛ばすときに気になる規制についてまとめてみました。パイロット以外タメにならなそうですけどね?(笑)
でも、へぇ~ってこともありますので読んでみてください。#バリ島 #ドローン規制 #海外https://t.co/b0WSHeMRZ1 pic.twitter.com/9H53avQqbg— 🇮🇩 オランドローンShideはバリ島ウブドに住んでいる (@OrangDroneShide) December 5, 2019
その辺りを、現地に住む私が生の情報と、現地の情報を組み合わせながらお伝えしていきます。
バリ島に行くんだけど、ドローン規制が気になる?って方はじっくり読んでみて下さい。
分かりやすく、読みやすく説明していきますので、2分くらいで読み切れると思います。
✅YouTube生配信ウブドTVのMC
✅DJI-MavicAir2を使い秘境のドローン空撮
✅自家製納豆やバワンメラを使ったらっきょを作る
✅男性向けジャムウネット通販の店長
ここからは、そんな私オランドローンShide(@oharr1)が綴っていきます。
バリ島でドローンを飛ばす前に基本をおさらい

事実、それほど規制が厳しくないインドネシア。
基本は日本のドローン規制とそんなに変わりません。
現地の情報を、かみ砕いた感じが以下となります。
参考:インドネシアの主な規制
1.無許可で飛行できるドローンの重量はインドネシアの場合、最大2キログラムまでです
2.地面から150メートル (500フィート)を超えて飛行しないでください
3.18歳以上であること
4.群衆や車から離れてください(最低30メートル)
5.利益のある地域から離れる:500メートル(軍事キャンプなど)
6.空港空域から離れる(最低15km)
7.複数のドローンを同時に操作しないでください
8.薬物やアルコールの影響下でドローンを操作しないでください
9.最高速度161km / h
10.雲に近づかない(150 m下、600 mの距離)
11.最低4,8kmの可視性
12.固定点から飛行し、たとえば車からドローンを操作しないでください
13.昼間のみ飛行し、夜間は飛行しないでください。
14.神殿(寺院)の上を飛ばさないでください
日本と違う点は、無許可で飛ばせる重量が2キロまで、年齢が18歳以上、最高速度161kmまでとなっています。
バリ島で飛ばすにあたって使用するドローンの種類とその制限とは?

【2つの使用目的】
- カテゴリー1:趣味または娯楽やスポーツなど、その他の目的に使用されるもの。
- カテゴリー2:商用利用として、テレビやニュース、映画制作などに使用されるもの。
インドネシアの航空法によると、重量が2キロ未満、18歳以上のカテゴリ1で使用するドローンの場合、運輸省の許可は必要ありません。
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この辺りが日本とだいぶ違うところでしょうか?
日本だと、200g未満の小さなドローンについては、おもちゃと同じジャンルになり、航空法の対象としては特に制限はありません。(ただ対象年齢は14歳以上となっています)
インドネシアは、10倍の2キロまでなら娯楽目的とみなされるようですw(°0°)w オォー
商用目的(カテゴリー2)のドローン規制は?

カテゴリー2の場合、2kg以上のドローンは、インドネシアでの操作には航空局の許可が必要です。
また、群衆や車から(最低30メートル)以上離れて操縦しないといけません。
簡単に言えば、重量が2キロ以上ならば申請が必要で、免許証と保険証を携帯する。
他には、カテゴリー1と同じようなルールに従う必要があるという事です。
【商用目的特別ルール】
ドローンが2kgを超える場合、または上空150m以上、または利益のある地域(空港周辺)の近くを飛行する場合は、少なくとも20歳以上であり、運輸省から特別な許可を得る必要があります。
インドネシア民間航空総局:http://hubud.dephub.go.id/?en
問い合わせ先: hubud@dephub.go.id
電話番号:+62(021)3505550,+62(021)3505006
——————————————————
Airnav:https://www.airnavindonesia.co.id/
問い合わせ先: info@airnavindonesia.co.id
電話番号:(+62)21 5591 5000
バリ島の独特なドローン規制って?

インドネシアは、国中の複数の宗教からもたらされる素晴らしい文化があります。
ですので、モスクと寺院はインドネシアの誰もが尊敬する場所となっています。
そのため、ドローンを飛ばしたり、寺院やモスクに近づいたり、公式の承認を得ない限り、地元の文化を邪魔してはいけません。
インドネシア政府は、昨今ドローンの保持者増加に伴い、ドローン飛行に関する新しい規制を発表しました。
運輸省レギュレーションNo.180 / 2015
インドネシアでは文化と宗教が非常に根強いため、現地のルールに合わせることが必要です。
pura(プラ)、またはcandi(チャンディ)と呼ばれる寺院は神聖な場所であり、地元の人々から非常に尊敬されています。
宗教的な場所を尊重しないと、深刻な問題にさらされることになります。
事実、寺院の建物は国の重要文化財であり、ドローン飛行によってそれらを傷つけてはいけないと思います。
ドローンとは別の話になりますが、こんな話がありました。
バリ島でもニュースになったのですが、神聖な場所でそんな事をしてしまうと清めなくてはなりません。
お清めの祭事を行うにも、数十万~数百万単位の費用が掛かります。
という事は、もしドローンにより寺院を傷つけてしまったとしたら?
莫大な金額が掛かるに違いありません。
確かに、美しい寺院の上を飛んで素晴らしいショットを撮るのは魅力的ですが、寺院の責任者の承認を得られない場合は禁止されています。
ウルワツなどの一部の寺院ではドローンを飛ばすことはできません。
ティルタガンガ・ウォーターパレスやタナロット寺院などの場所では、寄付と引き換えにドローンを飛ばすことができます。(Rp500,000)
バリ島のお祭り事の撮影について
バリ島での話になりますが、宗教行事をドローン撮影する時にも少し変わった規制があります。
それは、一般のお葬式ガベン、またはウブド王宮のお葬式プレボンと呼ばれる祭事です。
一般のお葬式はそれほど派手さはないのですが、プレボンとなると一般の観光客が集まって数万人規模の大イベントとなります。
日本の大きなお祭りの神輿や山車のように、通りを引き回していく様を空撮したい!と思いますよね?
バリ島では、お葬式を悲しむものではなく輪廻転生の考えから、生まれ変わり新しい人生の始まりという考えがあります。
そのことから、ガベンやプレボンは空撮しても問題ないとされています。
しかし、寺院で行われるオダランと言われる祭事は、バリヒンドゥーの神様のお祭りですので、絶対ドローンでの空撮は控えてください。
宗教への信仰心が強いバリの人々とトラブルになってしまうからです。
問題や誤解を避けるためには、ドローンを飛ばす前に、必ずどうするべきか情報を集めるようにしましょう。
バリ島にドローンを持ち込む際の注意事項
ちょっとプチ情報的なブログを更新!
おはようございます🙏いつも風景系のブログなんで(笑)
海外旅行の時ってカメラや装備品を持ち込みますよね?
今回はバリ島編ですが、アドバイスになれば幸いです。#海外旅行 #バリ島 #旅行 #情報 #ブログ #撮影機材 #ドローン https://t.co/y8z4zFz6hz pic.twitter.com/tVAsnsywYS— オランドローン🚁Shide-DJI-MavicAir (@oharr1) April 8, 2019
飛行機で旅行する場合、ドローンを飛行機に乗せる際の問題は、実際にはドローン自体ではなくバッテリーの問題が一番心配です。
特に飛行機内へのLi-Poバッテリー持ち込みに関しては、ここ最近はとても厳しく、各航空会社で厳しい規制を設けています。
Li-Poバッテリーを飛行機でインドネシアに持ち込むには?
国土交通省が定めている指定危険物に該当します。
リチウムイオンバッテリーは、外部からの衝撃により発熱・発火を引き起こす可能性があります。
以前サムスン製のスマホなどで、ニュースになっていたことありましたね?
持ち込む容量さえ注意すれば、預け入れ荷物ではなく手荷物として機内に持ち込めます。
ドローンの機体自体は預け入れ荷物に入れてもOKです。
しかし、その時にはバッテリーは必ず外す事を忘れないようにして下さい。
※詳しくは、この記事の最後に、私の別の記事で書いたリンクを貼っておきます。
インドネシア行きの航空会社の規制は?
航空会社ごとにバッテリーに関するポリシーが異なるため、航空会社に特定のルールを確認することが重要です。
AirAsiaは、リチウムを使用した輸送サービスを機内持ち込み手荷物、または受託手荷物に入れてはいけないという声明を発表しました。
ただし、航空会社と連絡を取り、個人的なケースについては、AirAsiaウェブサイトで確認してください。
ガルーダインドネシアについても、こちらでお手荷物について確認してください。
バリ島ドローンコミュニティ

バリ島では、多くのドローン愛好家を見つけることができます!
至る所に集まって、ドローンを飛ばし、新しいテクニックを磨くべく集まっています。
いくつか紹介してみましょう!
バリ島には、ドローンショップやリペアショップも多くあります。
Facebook:DJI Repair Specialist in Bali
Jalan Sunset Road no. 12, Legian, Badung, Bali, Indonesia 80361
+62 818 880 361
repairmydji@gmail.com
tokopedia
私はよくここでパーツなどを購入しています。

随時規制は変わっていきますので、この記事もそれに従って更新していこうと思っています。
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