【2020年度版】バリ島が止まるニュピの日の星空レポート
世界でもバリ島だけのイベント「ニュピ」
島内が完全にストップする日と言われています。
毎年3月ごろに行われるバリ島のお正月ニュピ(Nyepi)
2020年のニュピは、コロナ渦の中で行われたこともあり、バリ島は数日前から空気が澄んで最高の空が広がりました。
思った通りの澄みきった空と満天の星空、天の川(ミルキーウェイ)までくっきりなニュピ!
私がバリ島に来てから、最も撮影していてワクワクした日となりました。
昨年2019年のニュピは雨、2020年の今年は?と期待を込め、事前から撮影の準備をしてきた。
バリ島のニュピと言えば、島全体がストップし、静寂の日(サイレント・デイ)と呼ばれる日です!
そんな2020年のニュピを、わたくしオランドローンShideが空撮を含めレポートします。
2分くらいお付き合いくださいね。
この世界を誰かに見せたいと強く思う。
今回ニュピに来れなかった人たちも含め、バリ島から伝えられることをこれからも続けていこう。日本では、コロナ騒動での気疲れ、仕事に追われ毎日しんどい人たちに向けて、俺が出来ることは写真や動画でで疲れを癒すことかな?と思っているよ。 https://t.co/Ih3SrxNuYG
— オランドローン🚁Shide-DJI-MavicAir (@OrangDroneShide) March 25, 2020
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ここからは、そんな私オランドローンShideが綴っていきます。
バリ島の静粛日ニュピとは?
バリ島のヒンドゥー教徒は、ウク暦とサカ暦に沿って、毎日お祈りを捧げながら生活しています。
ニュピとは、日本で言うお正月と一緒で、バリヒンドゥーの新年を迎える行事となっています。
毎年雨季が終わる3月か4月に行われ、バリヒンドゥー教徒にとって、1年で最も重要な日であり、インドネシアの祝日に指定されています。
静寂の日とも言われていて、この日は「外出禁止」「労働禁止」「火気・電気禁止」「殺生禁止」とされ、欲を捨て1日静かに瞑想をする日なのです。
毎年秋ごろバリ州により次の年のニュピ期間が決まる。
2017年頃からは、ネット通信も切るほどの本気度を増しています。
また、空港もストップされ、トランジットを除く全ての運航が停止されます。
これは、バリヒンドゥー教徒だけでなく、バリ島全土での規制となっていますので、観光で来ている外国人にも適用されます。
ニュピの前日は、月が隠れる暗月(ティルム)となり、冥界の神「マヤ」が大掃除を行うため、悪霊「ブト・カロ」が地上に這い出て来ると伝えられています。
前日の夕方にはオゴオゴパレードがあり、日本で言う張りぼてで作られた神輿のようなものを担いで練り歩き、悪霊が悪さをしないよう各地で悪霊祓いの儀式を盛大に行います。
で、次の日にニュピを迎えるわけなのですが、当日は追い祓った悪霊たちが完全に去るのを、家で静かに瞑想して待つのが習わしとなっています。
先ほども言いましたが、この日は労働・外出・火(灯り)の使用・殺生なども禁じられます。
で、ニュピが終わると、雨季から乾季へと移り変わるとされています。
バリ島の静粛の日ニュピにドローン空撮!
2020年3月25日のニュピ当日、本当は朝6時過ぎには出歩くことはダメなんですね。
私が今のところに住み始めてから、ここの村はそれほど厳しくなく、ニュピの夜でも明かりが煌々としています。
なので、ニュピ当日の朝でも、普通に近所の人が歩いているんです(笑)
あれ?今行くしかないな?
と思って、家の裏手にある田んぼへと向かいました。
バリ島は新型コロナの影響もあり、数日前から観光客が減り、そのお陰か車が走らないため排気ガスが無くなり、澄みきった空が続いていました。
今回のニュピは違いましたね~!
アグン山のお隣から朝日が昇り、下界にはうっすらとモヤが掛かり、何とも言えない世界が広がっていました。
あれ?
何かどっかで見たことあるような?
そう!2年前に撮った空撮写真と似てたっていうオチ(笑)
さっきも紹介した「【2018年版バリ島の秘境~総集編】ドローン持って巡った数々の穴場を空撮!」内の、ニュピが明けた次の日の空撮写真と似てましたね🤣
でも、最高の映像が手に入りました。
バリ島で見えるりゅうこつ座(カノープス)と肉眼で見える天の川
ね?
肉眼でも薄っすらと見えるほどの星空が広がった2020年バリ島のニュピ。
で、左側に大きく輝くのがカノープス(南極老人星)と思っていたら違っていたようです。
【補足】
この星は、アルファケンタウリというそうです。
Twitterの投稿で、見ていた方が教えてくれました。
旬なんで(笑)
2020年ニュピの星空🌌シェアしてない分!
立ちたてのイキイキしたペンジョール🎋#みなさんのバリ画像見せてください pic.twitter.com/7naw9B9P4C— オランドローン🚁Shide-DJI-MavicAir (@OrangDroneShide) March 26, 2020
カノープスは、おおいぬ座のシリウスに次いで、全天で2番目に明るい星です。
しかし、日本の多くの地域でカノープスは低い位置(地平線より上に昇らず)にあり、見つけにくい星としても知られています。
南半球ではバッチリ見えるんですけどね。
カノープスは本来は白く輝く星ですが、空の低い位置にあるため、地球の大気の影響で実際の明るさよりも暗く、赤みがかかった色に見えます。
中国では、南極老人星とも呼ばれ、見ることが出来れば長生きが出来ると伝えられているそうですよ!
長生きを希望しているのであれば、ぜひバリ島へ!😍
ウィキペディアの執筆者,2020,「カノープス」『ウィキペディア日本語版』,(2020年3月1日取得,https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%B9&oldid=76409453).
2020年バリ島ニュピまとめ
昨年2019年は一日雨だったので、オランドローンShideにとっては待ちに待った2020年バリ島のニュピでした。
ただ、新型コロナの影響でバリ島にも規制が入り、ニュピ体験をしたかったのに来れなかった。
そんな悔しい思いをした人たちに届けばいいなと、ブログにまとめてみました。
コロナ騒ぎも収まって、自由にバリ島に来れるようになり、この素晴らしい体験と星空を見に来れたらいいよね?
2021年のバリ島ニュピは、3月14日となります。
それまでは、ニュピの様子の動画を観て我慢してください(笑)
私は、この先何年もバリ島で暮らしていくと思います。
ブログやYouTubeを通して、バリ島の素晴らしさを伝えていけたらと思っています。
気に入ってもらえたら、ぜひグッドボタン👍チャンネル登録👆を宜しくお願いします。
オランドローンShideチャンネル
以上、【2020年度版】バリ島が止まるニュピの日の星空レポートでした。
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